海外で働いてみたい料理人へ

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英語どころか、海外にさえ行ったことがないけど、海外で働いてみたい料理人の為の情報サイト


メッセージ

今まで何人もの「若き料理人」が世界を目指していきました。

彼らの多くは、海外勤務の経験もなく、英語もほとんど(というか、全く)話せません。

なかには、海外に行ったことがない人も(結構)いました。

現地に行ったら、住むところはだいたい受け入れ企業が用意してくれています。

国によっては健康診断を受けて、何日か経過してから「初出勤」です。

ある料理人は、空港から部屋に着いた途端、「車の鍵」を渡されて、

明日、お店に9時ね」と言われ、翌日自分で運転して初出勤、、という方もいました。

※まだ、スマホ(地図アプリ)が無い時代です。。(^^; 

お店に行っても、全く言葉が分かりません。

日本語どころか、英語も話せないスタッフの職場…というのもよくあります。

それでも、身振り手振りのジェスチャーや(知ってる単語を並べた)英語を駆使しながら、何とか仕事をしていきます。

こうして、一日一日が過ぎていき、少しずつ慣れてはいきますが、

3か月くらい経った時「あぁ、日本に帰りたいなぁ」とホームシックにかかる人が多くいます。

※置手紙を残して帰ってしまう人も何人かいました。。(゚Д゚;)

それでも踏ん張って、また一日一日と過ごしているうちに、スタッフともコミュニケーションがとれるようになり、お客さんの顔も覚えるようになって、挨拶や会話ができるようになっていきます。

「常連さんの好み」、「スタッフからのアドバイス」、「他のお店や繁盛店の様子」、、、SNSを使ってお客さんとやり取りしたり、メディアに出て現地で顔が知られたり、同じく海外からやってきた世界のシェフ(フレンチのフランス人シェフ、多国籍のオーストラリア人、現地の有名シェフなど)とも知り合い、お互い「切磋琢磨」していきます。

そうした経験を詰んで何年かした料理人が世界が舞台」の日本人シェフと言えるのではないかと思います。


そこからのキャリアはそれぞれです。

・メニュー開発や商品開発が得意な料理人は、海外の外食企業でメニュー開発責任者に。

・ゼロから業態開発を経験してきた料理人は、大手外食企業の新規事業開発責任者。

・マネジメントが得意な料理人は複数店をまとめる統括料理長

・個性的な料理人にスポンサーがついて、自身の名前を冠したお店の共同経営者に。

・ドバイやヨーロッパに渡って、破格の報酬をもらう専属シェフ。

・同じ店で「技」と「経営感覚」を磨き続ける料理人。

・(日本より高額な)給料のほとんどを貯金して「独立資金」に充てる独立希望者

 ※上記のような”その後の活躍”は、「NEWS/OUTBOUND Chef 世界で活躍する日本人シェフ」に掲載しています。

と、、、それぞれですが、いずれにしろ、行った当初は、右も左も分からず、言葉も何もわからないけど、それが「オモシロイ!」と思えた人、ワクワクしながらも「楽しめた」料理人達です。

「思い通りの食材が手に入らない」、「スタッフもままならない」…といった状況でも「お客さんを喜ばしたい!」をあきらめなかった料理人が「世界で活躍する料理人」としてのキャリアを歩み続けています。


「三ツ星シェフは、日本人が一番多い」と言われますが、いま、世界で求められる日本人の料理人は、寿司や和食、鉄板焼きはもとより、様々です。

蕎麦、ラーメン、ベーカリー、パティシエ、フレンチやイタリアン、中華料理まで日本人が求められます。

また、求められる料理人は「ただ料理を作る人」ではありません。

一つの素材で数種類のメニューを考える「創造力」とそれを裏付ける「技術」。

いま何が流行っているか?」常にアンテナを張り日本と現地のトレンドを知る

情報力」。

現地スタッフのマネジメントや、マーケティングの知識も必要ですし、お客さんへのサービス・接客、お店の「広告塔」としての役目もあります。

それでも最初は、上述通り、「なにも分からない!」から始まります。(^^;

すこしでも「海外ってオモシロそうだな」と思ったら、遠慮なく連絡してきてください。ココには書けないオモシロイ話や事例がいっぱいあります。


「OUTBOUND-Chef 」では、既に海外で働いている料理人や、これから働いてみたい若き料理人の為の「求人情報提供」や「英文履歴書の作成サポート」はもとより、海外での新規出店の企画提案、食材供給やその他日本から海外に進出する企業様に役立つ情報も提供します。


まずは、気軽にお問い合わせください。

☛ http://outbound-chef.jp/chef/